木曽川源流域 山吹山(1090m) 2016年5月28日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 10:58 登山口−−11:20 東屋−−11:24 山吹山 11:27−−11:46 登山口

場所長野県木曽郡木曽町(旧日義村)
年月日2016年5月28日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口付近に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望展望台から南側の展望あり
GPSトラックログ
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コメント徳音寺集落北部に登山口ありで山頂まで登山道がある。山頂手前の東屋には水が引かれていて展望がいいが山頂では無い。真の山頂には老朽化した東屋兼展望台あり




山吹山登山口 狼煙台だった
明瞭な道が続く 道以外の場所は灌木藪が濃い
完璧な刈り払い ジグザグに付いた道
1080m鞍部へ水平移動 たぶんニッコウキスゲ
索道 水場があった
少し道は細くなるが真の山頂へ
ここが山吹山山頂 展望台の内部。東屋的な作り
二階 三階からの南側の眺め
帰りは谷を一直線に下る 廃道に出る
登山口到着


 山吹山は国道361号線が権兵衛トンネルを抜けて国道19号線と合流する個所のすぐ西側の山だ。地形図では南側の徳音寺集落から破線が描かれていて道があるかもしれず、まずはそこを目指した。

 徳音寺集落内の道は狭く、カーナビが指し示した道では軽自動車でも通行は困難で、南側から大回りして目的地に向かう。この道は安心して通行できる道幅があったし「山吹山」の案内標識が要所に設置されていた。どうやら今回は登山道があるようだ。

 車道が右カーブして舗装が切れる個所に登山口があった。左手の畑の横を入っていくようだ。曲がり角に索道のロープを引っ張る重機があり、その横にかろうじて駐車できるスペースがあったので車を突っ込んだ。畑作業のためだろうか、登山口付近に軽トラが1台止まっていた。

 広い道はすぐに人間が歩く道幅に変わって植林帯へ突入。細い沢を渡って本格的な登りにかかるが良好な道が続く。地形図に描かれたようにジグザグに登っていくので全体的に傾斜が緩く足にやさしい。周囲は赤松植林帯に変わるが入山禁止の警告は皆無。地面付近は潅木藪に覆われていて、たぶん高級菌類が出にくい環境なのだろう。途中、索道らしきケーブルが3本、頭上の低い高さを横切った。

 登山道の傾斜がなくなって横移動になると、ガレて南側が開けた1080m鞍部に達する。ガレの東縁には索道の支点がありガレの治山工事の資材運搬用だろう。鞍部には東屋が2つあり、稜線上なのに水が引かれていた。工事作業員のためのものだろう。ここは開けて山頂っぽい雰囲気であるが、地形図によると山頂はこの先だ。今までよりちょっとだけ薄くなった道を下り、登り返したなだらかなピークが山吹山山頂だった。

 山頂付近は樹林が切り開かれて展望台が建っていた。中に入ると1階は東屋兼用で上階に登る梯子あり。4年前の日付でスズメバチの巣に注意との表記があるがもう時効だろう。気にせずに二階に上がるとさらに梯子があったので上ると床が腐食した部分がある3階に到着。ここが最上階だ。残念ながら周囲の木の高さが高くて南側の狭い範囲しか開けておらず、ここよりも1080m鞍部の方が展望がいいだろう。建物の老朽化の程度からして、今はほとんど使われていないように思えた。

 梯子を降りて展望台を後にする。下山はジグザグ道は非効率的なので登山道を離れて谷地形を直線的に下った。谷の後半は砂利になって足元が不安定でスピードが落ち、最後は若干の潅木藪を突っ切って廃道に出た。そこから正規の登山道までは僅かな距離だった。

 

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